LinuxというOSをご存知だろうか?
日本では1990年代の後半あたりからSlackWearと呼ばれるディストリビューション(配布形態)が配布され始めました。
当時のOSはまだWindows95が主流の時代で日本ではPC-9801シリーズが多く使われていたころで、Windows3.1から95・98へと変わっていく中で無償で使えるLinuxはコンピュータ技術者の間で静かに広まっていきました。
なぜ広まったかというとUNIXと呼ばれる高価なOSと同様の動作をする無償OSとして広まっていきました。
PC-UNIXとしては1989年にASCIIからLinuxの前身(OSとしてはまったく別物)と言われるMINIXがFDDベースで提供されましたが、学習用のOSで開発用とで使うには少し貧弱なものでした。
その点、Linuxは多くの人が自由に開発できる環境が整っていたため急速に発達してゆきました。
Linuxのウインドウシステムはちょっと高価なコンピュータであるワークステーションと同じX-Windowシステムが採用されていましたので見た目はワークステーションと変わらない使い方ができる上Winodowsとの併用(マルチブート)できる環境を作れました。
Linuxの中では、HTTPやFTP・SSHサーバーを動作できる環境があるためサーバー機のOSをしても使われており、多方面で使われるようになってきています。
Linuxの配布パッケージはディストリビューションと呼ばれるグループがあり主に3つのディストリビューションが元になっている。
以下に主な3つについて触れると
Debian系にはUbuntuやKINOPPIXという派生ディストリビューションがある比較的新しいパッケージ群が多くクライアント機向けに使われる場合が多い。
Redhat系にはFedoraやCentOSという派生ディストリビューションがある安定したパッケージを採用することが多くサーバー用途で使われることが多い。
SlackWrea系にはPlamoやPuppyという派生ディストリビューションがありパッケージ管理が最も簡素なディストリビューションです。
おすすめ記事
XPマシンにVineLinuxを入れる
Linuxのお勉強シリーズ
LinuxPC作成のお知らせ
0 件のコメント:
コメントを投稿