2014年12月20日土曜日

ファイルとフォルダの話

PC初心者の人と話をすると・・・
どうも、フォルダとファイルの概念がよくわかっていないように思えるので少し触れてみます。

仕事でPCを使ってワードやエクセルで書類を作ると必ずできるのがファイルです。
これは、ワードで作ったdocファイルやエクセルで作ったxlsファイルという風にファイルを作成したアプリケーションごとに異なります。

さてこれを保存するとき、Windowsでは一般的にマイドキュメントと名づけられたフォルダに保存します。
Windows7を例に「owner」というユーザーの「マイドキュメント」フォルダはどこにあるかというと
C:\ユーザー\owner\マイドキュメント\
という道筋をたどるフォルダに保存されています。
これを性格に表現すると、ハードディスクの「Cドライブ」(C:)の「ユーザー」というフォルダの中にある「owner」というフォルダの中の「マイドキュメント」という名前のフォルダということです。
このようにパス名はそれぞれのフォルダを¥でつないだものでドライブ名からすべてのフォルダ名で表現する方法を絶対パスといいます。

それに対してマイドキュメントから見たパス(道筋)を示す方法があります。
仮に
C:\ユーザー\owner\ダウンロード というフォルダを
C:\ユーザー\owner\マイドキュメント から見ると
..\ダウンロード という風になりますここで出てくる 「..」は今いるフォルダ(カレントフォルダといいます)を含むフォルダ(ひとつ上のフォルダと表現されます。)という意味です。
こういう表現方法を相対パスといいます。

PCにはハードディスクだけでなくUSBメモリ等もあり複数のドライブを持っているものも珍しくありませんので何処にコピーや移動しているのかをよく知っておく必要があります。

さらにネットワークを利用する場合は
\\PC名\ であらわされ「C:」のようなドライブとは区別されます。

最近はユーザーファイルの中にGoogleドライブやYahooボックスやOneDriveといったフォルダを見かけることがあります。
これはインターネットに直結しているいわゆるクラウドドライブで、一般のフォルダのようになっていますが公開フォルダもあるので公開されているフォルダに機密ファイル等をコピーしないように注意が必要になってきています。

0 件のコメント:

コメントを投稿