2014年12月1日月曜日

LANの話 その3

LANを構築するためには通常ルーターを使うと書きましたがこれはLANを構築するための各PCの設定を自動的にしてくれるので、ルーターを使えば簡単に構築できるためです。

PCのLAN設定を自動的に設定しない場合、手動でも設定することができ、自動でも手動でも設定すべき内容は決まっています。
その内容は以下のとおりです。

●IPアドレス          LAN内で使用する個別アドレス。
●サブネットマスク      ネットワークを識別するためのもの
●デフォルトゲートウエイ  上位ネットワークに接続された機器(ルーター)のIPアドレス

これらの関係は以下のようになっています。

IPアドレスが仮に192.168.0.1というアドレスで、サブネットマスクが255.255.255.0であった場合、このネットワークアドレスは192.168.0 となります。
これは与えられているIPアドレスとサブネットマスクの論理積をとったものがネットワークアドレスになり、同じネットワークアドレスを持つIPアドレスのPC同士が通信できるようになっています。

デフォルトゲートウエイは、上位ネットワークに接続された機器のIPアドレスになっており各PCがLANでデータをやり取りする場合、そのIPアドレスを割り振られた機器(ゲートウエイと呼ばれます)にいったんデータを送りそのIPアドレスが同一ネットワーク内のPCか上位ネットへ送るデータかを判断しています。

これらの3つを手動で設定してあげればルーターとなる機器に自動定の機能がなくても手動で設定が可能です。

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