2014年10月2日木曜日

PC今昔物語 その1

今のPCは、外部記憶としてUSBメモリやDVDにデータを保存します。
USBメモリで4Gや16Gといった単位で保存できるし、DVDでは4.7G等ギガ単位ですが、PCが出始めたころは外部記憶というとカセットテープに600bpsや1200bpsというスピードで信号音を記録するといった方法が一般的でした。

シリアル方式(1byteを1bitごとに信号に変換して記録する方式)の600bpsで記録する場合1byte記録するために10bit分を使うので1秒間に60byte、1分360byte15分テープで5.4kbyte程度記録できました。
当時のPCはデータ用に使えるRAM(ランダムアクセスメモリ)はメインメモリでも32KByte程度だったので1200bpsで記録できれば45分テープでほぼメインメモリが記録できる計算です。

その後、FDDが普及し始め5インチ2Dフロッピーで320KByte、8インチ2Dで1.2MByteといった単位になりますが装置もフロッピー自体も高価なものでした。

もう今はフロッピーディスクでさえ見なくなってしまいましたが、PCの外部記憶は30年余りで1000倍以上の記録が数百円で記録できる時代になっています。

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